退屈な窓辺

陰キャ大学生が成長を目指す様子を綴ったブログです

書評 「武器になる哲学」

イノベーションを起こそうと思って仕事をしていては、イノベーションは生まれない。

具体的な解決したい課題があり、その解決えお目指して結果的にイノベーションが生まれる。

論理だけでは人は動かない。論理、倫理、情熱この3つが人を動かす。

倫理に反することは、今の僕の行動範囲ではあまり起きそうにないので、さしずめ情熱が重要か。

自分が何かを欲している時、それが素の自分によるものなのか、他者により引き起こされたものなのか見極めることが大事。

人間は不確実なモノにハマりやすい。

とんでもない大事件は概して平凡なとこから生まれる。そして、その平凡は考えることを放棄しており、後になり自分の犯した罪に気づく。

人は集団になると自分では責任は負う必要はないと考え、自制心、良心は働きにくくなる。→いじめはその典型か 東芝の事件

予告された報酬は人間の創造力を下げる。創造性が刺激されるのは、挑戦が許される雰囲気であり、失敗してもノーダメージだと思える風土である。

何か新しいことを始めるときは、同時に何かを終わらせることであり、終わったことにこそ注意すべきである。それとは違うベクトルで物事を考えなければならない。

ルールやシステムで人をコントロールしようとすれば、大なり小なりそれに振り回される。

格差とは、同質性から生まれる。異質であれば比較することすら、ないからだ。その意味で究極的に公正な社会というのは格差まみれの社会であることを意味している。

究極の知とは、知っていることすら自覚していない状態だ。知っていることを自覚しているようでは、まだまだであり、そのことを誇示するなどもってのほかである。

物事を理解するとき、4つのイドアに歪められてないか確認する必要がある。これらがある状況では、まともな思考はできない。

相反する二つの事象を統合的に考えることで、進化が生まれる。進化のイメージが過去のものが現在のものと合わせて復活するイメージ。

未来を予測する最善の方法はそれを発明することだ。予測など当てにならない。