退屈な窓辺

陰キャ大学生が成長を目指す様子を綴ったブログです

勇気

大学4年の秋、マッチングアプリというものを始めた。目的はもちろん、恋人を作ることだ。いや、より正確に言えば恋人とSEXすることだ。流石にこの歳になると、SEXしたくてしょうがなかった。恋人と一緒に素敵な思い出を作りたいという思いもあったが、主なる目的はSEXすることだ。マッチングアプリというもののは思いのほか、面白かった。それについては、機械があれば記事にしたい。

アプリを始めた時に決意したことがある。それは「3月までに彼女ができなければ、風俗に行こう」である。俺はSEXしたくてしょうがなかった。だから女性と接する時も、常に無意識的にSEXが頭をよぎり、上手く恋愛ができなかった。このままでは、いつまで経っても前に進めないと思い、風俗に行くという誓いをたてた。だが結局彼女はできなかったが、風俗にも行かなかった。その理由は勇気がでなかったからというのも大きな理由だが、当時リアルである女の子に出会った。その子に出会ってから、毎日がワクワクするようになった。アニメの台詞っぽく言うなら毎日がカラフルになったってやつだろうか?。恋をするっていうのは、多分こういうことを言うのだろう。彼女と初めてデートした日以来、彼女のことを考えなかった日はない。そんな風に過ごしていたら、風俗に行こうという気持ちにはならなかった。ちなみに補足しておくと、その子とSEXしたいという気持ちは今のところあまりない。

そして、この間3回目のデートに行ってきた。この日、俺は彼女に思いを伝えるつもりだった。だが、結局それはできなかった。勇気が出なかったから?それも間違いでもないが、その理由を勇気という言葉だけで完結することはできない。

俺は結局色々理由をつけて逃げているだけなのでは?多分、そうだろう。

だが、上手く言葉にできないがあの日告白するのは、おそらく悪手だった。あー、やっぱり逃げているのかな。わからない。勇気が出なかったのは否定できないが、あの日それ以外に告白のために、俺にとって必要な何かが欠けていた。それをこの3カ月で構築して、次の打席では必ず決めなければならない。いや、構築できなくても打ち返さなくてはならない。それが勇気のない自分と決別するための壁だから。

次が最終打席だ。ここで告白しなければ、一生後悔する。

大丈夫。俺は勝負強い。

最後にこの言葉で締めくくる。

弱気は最大の敵