日本の電機産業 失敗の教訓 要約
日本企業の強み→高い技術力をベースとしたモノづくり
一方意思決定に時間がかかりやすい、品質の高さを追求するなどスピードに欠ける
変化の速い業界は向かない、技術革新の起こりにくい製品のライフサイクルの長い産業に適している
今後日本企業に求めらてること→グローバルな視点 日本市場は縮小の一途
業界再編(企業が多すぎる M&Aも場合によっては必要) 選択と集中→「総合」電気からの脱却 ニッチな市場を攻める
総合だと一つの事業に賭ける熱意が低くなる シナジーのある事業展開
総合電機なぜ没落した
ライバル企業が多すぎて国内のリソース(優秀な人材、資金、材料)を効率的に配分できなかった
新興国を甘く見て技術を流出した→強みの陳腐化
大企業病→タスクが細分化され目の前のタスクに追われ長期的な視野が失われた
日本企業が攻めるべき産業
規模は多少小さくても、高い技術力が求められ新興国の参入できない産業
まとめ 企業選びで注目する要素
海外意識が高いか
事業をある程度絞っているか 売れない事業は速やかに売却、撤退
その産業の世界の中での日本企業の地位 概して変化の遅く高い技術力だと推測できる